RADIOHEADの「Thom Yorke」と、GLOBAL COMMUNICATION、JEDI KNIGHTS、HARMONIC 33、AFRICA HITECH等様々な名義を使い分け、90年代初頭からエレクトリックダンスミュージックの可能性を提唱し続け、RADIOHAED、APHEX TWIN、DEPECHE MODE、SLOWDIVE、PJ HARVEY等のリミックスも行っていた奇才/鬼才「Mark Pritchard」とのコラボレーション作品がWARPから2025年リリース。Mark Pritchardによる変幻自在なシンセと電子音が乱舞する、テクノやハウス、ドラムンベース、グライム、ダブステップ、フットワークが同位置で配置したトラックのアーカイブをThom Yorkeが厳選し、それに妖艶な内省的なヴォーカルを乗せて昇華させたこの2人しかできない世界観を醸し出した、Thom Yorkeにとっては初のWARPリリースという事でレーベルとのケミストリーも起きている快作。本作のヴィジュアル面を担当した”Jonathan Zawada”によるアナログとデジタル技術を融合させた独特のアートワークは、作品の世界観にさらなる奥行きを与え、ハイパーリアルなヴィジュアル世界は、有機的な要素とデジタルの境界を曖昧にし、自然の美しさを持つ不穏な風景とディストピア的な冷酷な美学とを対比させている。初回生産限定、特殊パッケージ＋ハードカバー仕様＋帯/解説付き、36ページのブックレット付きのデラックス盤。