知らない間にUSオブスキュアエモ的なカルトバンド化していたUSボストン出身のGeoff Farina率いる”KARATE”がまさかの再結成、7thアルバムがNUMEROからリリース。FUGAZIやDRIVE LIKE JEHUと共にポストハードコア〜エモオリジナルサウンドで革命を起こしたその特異性、引き算の美学とでもあろう大いに聴くものの耳にフックするアンサンブルや奥深さ、AORやジャズフレイバーを多く含みながらGeoffの唄心あるヴォーカルも絡めてしっかりと約20年ぶりの作品ですが既作とも共鳴する彼らでしか鳴らせない音があります。ただの再結成盤と侮ってはいけないポストハードコアの先駆者の説得力や中毒性が充満してる名盤。