Julia Steiner、Dave Saganの2人組デュオとして始動しバンド形態へと派生していったシカゴのエモ〜インディーRATBOYSの2023年リリース、5thアルバムが勿論TOPSHELFより。シアトルへ拠点を移しChris walla(ex-DEATH CAB FOR CUTIE)プロデュースのもと制作。10数年前のデビューEPから、前作「Happy Birthday, Ratboy」の様にコロナ禍真っ只中でもポジティブな音楽探求を続けて遂に辿り着いたUSインディーの真髄と言わんばかりの要注目作が誕生。コンスタントに作品を放出し続けた努力(彼らにとってはそう感じてなさそうな所がまた最高)が今作、形となっています。核となる音楽精神は揺るがず時代の流れに合わせたサウンドを咀嚼しモノにしていて今後も楽しみなバンドの一つです。コロナの脅威も収まり2024年の来日を経て更に勢いに乗ること間違いなしのRATBOYS新作です。