名古屋を中心に活動するストレンジポップ/インディロックバンド「ワタクシ」による2018 - 2021の間に作曲された楽曲のレコーディング作品。作品内でのKey/Vocal わこによるコメントにもあるようにライブでの定番曲からライブでやらなくなった曲をセルフカヴァーをするような感覚で再解釈/アウトプットされた本作はこれまでのバンドとしての変化と現在の状態を綯交に表現されています。80s~90sオルタナ影響下のギターワーク、バンドの骨格を支えつつもどこか脱臼感のあるファニーなベースライン、ジャズ風味な軽やかさとロックなドタバタ感のあるドラム等クセの強いアンサンブルをしっかりとポップ/ロックミュージックとして着地させる強烈な存在感を持ったヴォーカルはまさしくバンドとしてのケミストリーが生まれています。また不器用さ、気高さ、不条理感を兼備した詩とメロディもこのバンドの唯一無二の武器かと！