DIYインディーロックの原点、Kレーベルも主催するDISCHORDのIan MacKyeと双璧を成すUSインディーの重鎮、Calvin Johnson率いるワシントン州オリンピアのBEAT HAPPENINGの90年代に残した大名盤x5枚のアルバムとシングル集の6作品がUKのDOMINOから2022年再発。こちらは1992年リリースの5thアルバム、オリジナルはSUBPOPからでバンドのラスト作となります。既作同様にSteve Fiskと彼らのルーツミュージックでもあるYOUNG MARBLE GIANTSのStuart Moxhamがプロデュースした作品。まさに90'sオルタナ全盛期の中の作品、歪みの要素も心なしか上がっています。この感じで5枚のアルバムを出したのも奇跡ですが、演奏力や感覚で音を奏でる点においては変わらないというのが凄い。