UKエレクトロニカ/テクノの御大、Autechreの1997年リリースの4thアルバムが2021年WARPから再発。インダストリアル感溢れる無機質且つ不規則に打つビートと不穏に時にメロディアスに浮遊するグリッチノイズ/ドローン/電子音が交錯し昇華するエレクトロ/IDMの達観した佇まいで圧勝したAutechreの金字塔。リリース当初こそ"Tri Repetae"や"LP5"と比較して評価は高くなかったが、その革新性と後の音楽シーンに与えたあまりにも大きな影響から、今では評論家によって高く評価されている名盤でもあります。The Designers Republicによるアートワークも秀逸。
