USエモリヴァイバルから派生、USインディー~オルタナティブ界隈まで触発するUSセントルイスの「FOXING」のコロナ禍2021年リリースの3rdアルバム。TRIPLE CROWNからHOPELESSへ移籍とTINY MOVING PARTSと同じ流れですね。前作の"Nearer My God"における新しいエモの流れと荘厳でアトモスフェリックな世界観は更に加速、表現の引き出しの多さとフロントマン"Conor Murphy"の強い個性も作品毎に溢れ出してきた佇まい、DEATH　CAB FOR CUTIE/AMERICAN FOOTBALLからBON IVERまでのUSインディーを内包してポストロックやマスロックもシーンの中で存分嗜んだ方法論、一筋縄ではいかない癖の強さと最終的にはポップソングとして昇華させた楽曲は中毒性が高いです、USインディーシーンの中でとてつもなく大きくなっていく予感しかしません。ジャケット金文字部分が箔押し、インナー歌詞カードが特大ポスター仕様と装丁も豪華。インディーショップ限定のピンク盤です。