北海道、北の唄心巨人、蛯名啓太の不定形ソロ（？）バンドも遂に4枚目のアルバム、CDフォーマットに続いてヴァイナルもリリース。特にシーンに属す事無く、音楽的なムーブメントにも流される事無くその人間性がそのまま音楽になったようなリアルな音像が不定期で届けられるといった周期でこのコロナ禍リリースというのは聴き手にもなかなかブーストが掛かる感じで、リリースもセルフではなくGEZANの十三月からというのも一連の活動の流れからでしょう。やはり曲毎にどんどん表情を変えていくのはキウイロールではないしDischarming manの屈折感と蛯名君の音楽観が融合している感じが凄く伝わってきて、死ぬまでこのバンド続くんじゃないかって思います、そうあって欲しい。2021年4月リリース。限定500枚。