90年代USインディーから切っても切れない影響力を与えていたUSチャペルヒルのマスロックの源流、ARCHERS OF LOAFの1998年リリースの4thアルバムがMERGEから再発。ジャケットも新装。3rdまでに在ったマス/インディースタイルから少し脱却し、それこそEricがCROOKED FINGERSへ派生させる伏線も含まれているような鍵盤やメロディーの充実、幅を広げたギターサウンドはPAVEMENTやSEBADOHと同等の支持を本国USではされてたのではないでしょうか。ラスト作で一気に一皮剥けたサウンドで当時かなりファンは困惑しましたがこうやって時間を経て触れてみる実に奥行きのある音楽をやっていたんだなと痛感します。DLクーポンにて大量のボーナステイク(当時のシングルリリースとライブテイク)が追加されています。