DCHC〜DISCHORD RECORDを語る上で外せない孤高のハードコアバンド「SOULSIDE」が1989年以来30年振りの新曲を2020年にリリース、しかもDISCHORDから。メンバーの解散後の活動も凄かったので、ボーカルのBobby SullivanはSEVENS、RAIN LIKE THE SOUND OF TRAINS、SEVEN LEAGUE BOOTS等ポストハードコアの礎を築き、同じく残りのAlexis Fleisig、 Johnny Temple、Scott McCloudの3人も後にGIRLS AGAINST BOYSを結成しよりモダンなオルタナティブ〜ポストハードコアサウンドを提唱した百戦錬磨の人間が改めてSOULSIDEで終結した凄いドラマティックな経緯の作品。Bobbyのソウルフルな唱法そのままに腰を据えた小細工無しのBPM抑え目でリフの説得力、粗目な録音と目から鱗な場面多め、まさにDISCHORDでしかないサウンドは己の道を行くハードコアの行き先とはなんぞやと教えてくれます。