【USED/廃盤】Fred Erskine (HOOVER,THE CROWNHATE RUIN,JUNE OF 44,HiM,ABILENE,THE SORTS...)がギター/トランペット、Joshua LaRue (JACK O' FIRE、RAIN LIKE THE SOUND OF TRAINS、SEVENS、SEA TIGER、THE SORTS、HiM...)はトロンボーン/エレピ、他にもChris Farrall (HOOVER、SEVENS、SEA TIGER、THE SORTS)やStuart Fletcher (THE SORTS、SEA TIGER)、Carlo Cennamo (THE SORTS、HiM/KEROSENE 454やJUSTA AFIREでもゲスト参加)とTHE SORTSのメンバー構成とほぼ一緒だけれども別名義=THE BOOMの1998年作2ndアルバム。THE SORTSで踏まえた実験精神を更に発展させ、こちらはペット/アルトサックス/トロンボーンのホーンセクションを充実させていることからも分かるようによりジャズへ傾倒したサウンド指向を模索、同年リリースの1stアルバム"Movin' Out"ではDC的リズム/ギターワークとの融合をバランスよく混ぜた作風でしたが今作ではよりジャズ度を増したジャズコンボ的編成による、フリーキーなフュージョンにも近いサウンドを披露。THE BOOMは今作で音沙汰なくなりますがここで得た経験をTHE SORTSへまた還元し、更には後々HiMへと派生させていった流れの中で忘れてはならない音楽探究の足跡。

CONDITION
SLEEVE: NM
MEDIA : NM