2019年8月リリース。博多発、90's〜00's以降のジャパニーズオルタナティブロックシーンに於いて強大な影響を残し続けるバンドNUMBER GIRLの2019年再結成を経ての2000年作のリイシュー作品。プロデューサーにデイブ・フリッドマンを迎えての本作は彼等が元来持っていた本質も丸裸にしたような作品。向井秀徳氏の主観と傍観を綯い交ぜにした詞世界は１つの完成を見せており、極端な押し引きとリバーブ感を強調させた録音は彼等の日本映画的、密室的な世界観を剥き出しに表現することに成功しています。NUMBER GIRLの名前をこの作品から知った人も多いのでは？彼等のOk Computer的な作品です。
