2019年8月リリース。博多発、90's〜00's以降のジャパニーズオルタナティブロックシーンに於いて強大な影響を残し続けるバンドNUMBER GIRLの2019年再結成を経ての2002年作のリイシュー作品。前作Sappukeiから取り入れ始めていたダブ的、音響的なアプローチを更に前面に押し出しヒップホップ、マスロック的なリフミュージックを展開した彼等の最終作、この作品の発表の数ヶ月後に彼等は1度目の解散を発表します。当時は大胆な作風の変容に絶賛の声と困惑の声どちらも聞こえてきたように記憶していますが、今振り返ると同時代のDISCHORDで躍進していたQ AND NOT U、FRAQUET、BLACK EYESに対する日本からのアンサーの様にも捉えられますね。