シカゴ音響〜ポストロックの裏番、RED RED MEATのTim RutiliとBen Massarellaが中心となって結成された、CALIFONEの2020年リリースの12thアルバムがJEALOUS BUTCHERより。カントリーやブルース、アメリカナーとシカゴ音響〜ポストロックを融合させたJim O'rourkeのBad TimingやEurekaと同等に評価される作品も多く残した彼らの2020年進行形作品。彼らが運営するレーベルPERISHABLEとJOAN OF ARC周辺も深く関連付いたUSインディー〜ネクストエモの発展にかなりの影響を与えています。2000年代初頭のポストロック過渡期からの存在感、カントリーにポストロックフィールさせ更にトライバル感を倍増、ドローンやアンビエント要素も絡みついてセンシティブなヴォーカルも不穏な音響とミスマッチしたサウンドは中毒性が高い。2000年代初頭のポストロック過渡期からの存在感含めどこまでも突き進んでいる研ぎ澄ました感性が凄い。