ハードコアをより音楽的に深みを足し、内向的に訴えかけるポストハードコアという括りもあるかないか際どいですが、その括りでは第一人者的な存在でもあるUSオリンピアのもはや伝説UNWOUNDの1995年リリース、5thアルバムが再発。ボックスセットで先に再発されていますがセパレートリリースは初、NUMEROからです。FUGAZIのRepeater〜Steady Diet Of Nothing〜In On The Kill Taker的なトリオのアンサンブルとグルーブ、とくにJustinの叫ぶ寸前のヴォーカリゼーションと不協和音をギターリフはかなりセンセーショナルな作風でした。次作のRepetitionでブレイクさせた伏線的な作品ですが充分にUNWOUNDヒストリー中では重要作品。