オリジナルは2001年、既に廃業済のもはや伝説のエレクトロ~ポストロックレーベルHEFTY(GHOSTS AND VODKAのデビューEPも出してます！）からリリース、Joshua EustisとCharles Cooperの2人"TELEFON TEL AVIV" のラップトップ主体の楽曲作りでIDM~エレクトロ界隈だけではなく普段はバンドしか聴かないポストロックリスナーも巻き込んだ大名盤"Fahrenheit Fair Enough"がリリース15周年記念という事でGhostly Internationalから再発。オリジナルのHEFTY盤、オリジナルの33RPMの1枚もの、再発の45RPMの2枚組どちらも高額な値段で取引されていましたので持ってない方は待望の再発。とにかく1曲目のFahrenheit Fair Enoughのエレピのイントロからブレイクビーツが乱入、メロウでPC上で製作したとは思えない有機的な浮遊するサウンドで度肝を抜かれたリスナー続出で当時のムーブメントの中でも頭一つ出た存在でした。後の活動や交流から独特なファン層で確固たる支持を得ていましたがCharlesの突然の死去により活動停止、今作の再発でJoshuaは一人でTELEFON TEL AVIV を再開する模様。今回の再発に合わせて8曲の当時のアウトテイクを（ダウンロードクーポン内）追加、Fahrenheit Fair Enoughを完成形とするとプロトタイプ的なWARP~AUTECHRE/BOARDS OF CANADAにも通じる、ここからFahrenheit Fair Enoughに派生するであろう途中経過も伺える貴重なテイクが満載したまさかの蔵出しとなります。