CAROLINE GUITAR COMPANY / SHIGEHARU (Green Army)

2010年設立、サウスカロライナ/コロンビアを拠点とするCAROLINE GUITAR COMPANYの"SHIGEHARU"がなんとアーミーグリーン仕様で日本限定仕様且つ限定30台の超絶レアモデルとして発売、入荷。歪みの要のパーツをしっかりロシア製のものに変えてある等しっかり既モデルとの棲み分けがされているのでサウンドも通常モデルよりしゅっとしたサウンドでよりファズ寄りなサウンドに、当然アーミーグリーンという名前が付いているので(正しくは"SHIGEHARU"をベースにロシア製の部品を使っているからでロシアンマフを踏襲してはいない)、エレハモの現行版ロシアンアーミーグリーンマフとも比べてみましたがサウンドのガレージ感というか暴力さは劣るものの、全体のバランスの良さやバンドアンサブルの中でもしっかり目立てるのはキャロラインの方と個人的には感じました。通常版"SHIGEHARU"でも、エレハモアーミーグリーンマフでもないこの"SHIGEHARU (Army Green)"、30台しか作らないのが勿体なく感じる出来です。お早めに。


(*詳しい動作や音の方向性等の説明は下スクロールにて。)

  • Label:CAROLINE GUITAR COMPANY
  • Price:29,700
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SOLD OUT

2010年設立、サウスカロライナ/コロンビアを拠点とするCAROLINE GUITAR COMPANYの"SHIGEHARU"がなんとアーミーグリーン仕様で日本限定仕様且つ限定30台の超絶レアモデルとして発売、入荷。

コントロール説明が全てアイコンなのもかなりトリッキーですがご説明を。左上から時計回りにLEVEL,DRIVE,BODY,TONEで中心の小さいノブはHAVOC LEVELというノブ、これは後述します。

LEVELは全体の音量。

DRIVEはゲイン量なのですが、歪の方向性としてオーヴァードライブライクなファズでもあるのでゲインが9~12時まではコードバッキングやアルペジオもイケるオーヴァードライブ的歪み、それからmaxまでがファズらしいリフの弾きがいがあるサスティンある歪みとなっています。

BODYはミッドレンジを可変するコントロール、これでファズのサウンドキャラクタがガラッと変わります。12時を目安に左に回すとチリチリと潰れたファズらしい音に、右に回すとダイナミックなオーヴァードライブ的脹よかなファズと好みに合わせて可変できます。

TONEは全体のトーンを決めるコントロール、これは左に回すと太くこもったトーンからヒリヒリするほどのトレブリーなトーンまで可変幅が広いのでBODYと合わせてファズペダルには珍しいサウンドトーンの微調整が可能となっています。

また、CAROLINEの恒例要素になっているHAVOCフットスイッチなる追加スイッチ、今回の”SHIGEHARU”には踏んでいる間だけOctave up又はKillの要素が追加させる仕組み。どちらを使うか選択する方法は後述にて。

Octave-upは踏んでいる間だけオクターブ上のファズ音を生成して付随させるものなのですが、音ががらりと変わる訳ではなくオクターブファズの奇数倍音的エグみが通常のファズに程よく加えられている感触なので、音の急激な落差無くここぞの一発踏みや細かいアクセント付けのどちらでもいけるサウンドです。また音量は中心の小さなHAVOC LEVELトリムで調節できます。(Octave-up時も他のノブの効きは変えられます。)

Killは踏んでいる間だけ音がミュートされるモード、RADIOHEAD/Jonny GreenwoodやRAGE AGAINST THE MACHINE/Tom Morello的人力トレモロのように弾き手の感覚次第で楽曲に印象的なアプローチをかけることができるモードです。

裏蓋を開けることでHAVOCスイッチにOctave-upかKillどちらかを割り当てるスライドスイッチが用意されています。初期設定ではOctave-up(右)になっていますが左にスライドさせることでKillに変更できます。Killを選択すると自動的に常にファズの音がOctave-up時のサウンドが出る仕様になっています。トリッキーサウンドを求める人はこちらにした方がより楽しめると思います。


歪みの要のパーツをしっかりロシア製のものに変えてある等しっかり既モデルとの棲み分けがされているのでサウンドも通常モデルよりしゅっとしたサウンドでよりファズ寄りなサウンドに、当然アーミーグリーンという名前が付いているので(正しくは"SHIGEHARU"をベースにロシア製の部品を使っているからでロシアンマフを踏襲してはいない)、エレハモの現行版ロシアンアーミーグリーンマフとも比べてみましたがサウンドのガレージ感というか暴力さは劣るものの、全体のバランスの良さやバンドアンサブルの中でもしっかり目立てるのはキャロラインの方と個人的には感じました。通常版"SHIGEHARU"でも、エレハモアーミーグリーンマフでもないこの"SHIGEHARU (Army Green)"、30台しか作らないのが勿体なく感じる出来です。お早めにどうぞ。