ONE CONTROL / Fluorescent Orange Amp In A Box


(*詳しい動作や音の方向性等の説明は下スクロールにて。)

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以下、オフィシャルのプロダクツインフォです。

ロックギターの歴史を築き上げてきた、数多くのギターアンプの中、ひときわ異彩を放つブリティッシュアンプ。美しいオレンジカラー、ギターアンプとしては珍しくポップなデザイン、レトロな雰囲気を持つそのアンプは、他のアンプとは違ったサウンドと共に、多くのプレイヤーの相棒としてステージに君臨してきました。

1968年に英国で始まったそのアンプメーカーは、70年代後半、スウェーデンでも多くのプレイヤーが使用していました。当時、特に多く使用されていたのは、“OD120”や“Graphic 120”というアンプです。前者はマスターボリュームコントロールを持つ“ハイゲイン”アンプとして、後者はクリアなトーンでもラウドな音を出せるアンプとして人気を博していました。

ハードロックやパンクロックが隆盛を迎え、ヘヴィメタルが産声を上げた70年代後半。当時の音楽シーンを賑わし、今でも多くのプレイヤーが求める、ギターサウンドをそのまま歪ませ、倍音成分が溢れでてアンプからこぼれ落ちるようなサウンド。それこそ、One Control Fluorescent Orange Amp In A Boxが作る音です。

Fluorescent Orange Amp In A Boxのコントロールは、まさにマスターボリュームを持つアンプのような構成です。アンプのプリアンプやゲインコントロールに相当するLevelと、全体の音量に加えパワーアンプの飽和感を加えることもできるMaster。2つのコントロールを組み合わせ、本物の真空管アンプのように音を作ることが出来ます。

Fluorescent Orange Amp In A Boxは、ギターサウンドを少し汚してバンドの中に馴染ませるようなダーティブースターから、ジャキっとした質感のオーバードライブ、さらにはハードロックやクラシックメタルの領域にまで踏み込めるディストーションサウンドまでを自在に作ることが出来ます。

圧巻のレスポンスとダイナミックレンジにより、Levelコントロールを楽曲中に使用する“最も強い歪み”に設定してしまえば、あとはギターのVolume操作だけでクリーンから設定した最大の歪みまでを自由にコントロール可能。それも、ギターのVolumeに合わせてスムースに歪みが可変するため、忙しいプレイ中のゲインコントロールも簡単です。

ギターのVolumeを下げたり、Levelコントロールを低く設定し、ほとんど歪みの無い状態に設定すると、まるで“歪まないチューブアンプ”をフルアップにしたような、独特の飽和感のあるクリーントーンが得られます。真空管が歪み出すギリギリのところを維持しながら、時々強いピッキングでオーバーロードするような、ジリジリとした熱いクリーントーンです。

どこまでも音楽的で奥行きのある“ダーティな”クリーントーンは、高めのキーのヴォーカルを素晴らしく引き立てることが出来ます。実際、クリアな高音のヴォーカルを擁するUKロックバンドや、女性ヴォーカルのロックバンドのステージでは、よくオレンジ色のアンプを見ることができます。

そのままゲインを高めていくと、太くジリッとしたオーバードライブサウンドが鳴り響きます。リードギターのトーンから、クラシックハードロックのリフや刻みなどにも最適な音色です。Presenceコントロールを設定することで、シングルコイルに太さを与えたり、甘いトーンのハムバッカーにエッジや豊かな倍音を加えるような使い方も可能です。

そしてゲインが最大近くになると、Fluorescent Orange Amp In A Boxは分厚い壁が天高くそびえるようなディストーションサウンドへと変わります。圧倒的な倍音成分と、ずっしりと太いローエンド、そして暖かなミッドレンジ。ギターの持つ全帯域が歪んだようなアグレッシブなトーンは、ハードロックやクラシックメタル、さらにはストーナーロックなどにも最適なトーンです。目の前に音が圧となって迫ってくるような感覚は、なかなか味わえるものではありません。

Fluorescent Orange Amp In A Boxは独特の歪みを作りますが、音楽的でダイナミックレンジが広く作られているため、シンプルで扱いやすいペダルです。クリーンなトランジスタアンプやアメリカンコンボからブリティッシュスタックまで、多くのアンプと組み合わせることが出来ます。ペダルボード内でも設置場所を選ばず、シンプルな3ノブコントロールで多くの歪み系エフェクターと同じように扱うことができます。