USミズーリ/カンザスシティ発のJHS PEDALS、このAlpine(=アルパイン、"アルプス/深山の"の意)はまさにアイコンデザインが示すような透き通って飄々としたリヴァーブサウンドを発生させます。

コントロールは左上から時計回りにREVERB,HIGHS,SHIFT,LENGTH,DEPTHのコントロールノブとON/OFFフットスイッチとSHIFTフットスイッチで構成。

REVERB/原音の音量はバイパス時と同じでどれだけリヴァーブ音を混ぜるかのノブ、フルテンで原音と同程度のリヴァーブがミックスされます。

HIGHS/リヴァーブ音のハイのトーン調整のためのノブ、左にまわしていくことでリヴァーブ音が

LENGTH & DEPTH/それぞれリヴァーブの永さと深さを設定、フルテンにしても発振はしない仕様、

SHIFT & SHIFTフットスイッチ/この2つはセットで使うもので、reverbと同じコントロールでreverbで設定した値とは別の値をプリセットの要領で変えられるもの、SHIFTフットスイッチを踏むことで切り替えが行えます。

この"Alpine"の面白いところは外部EFXループにて他のペダルを繋げることでそのエフェクトをリヴァーブエフェクトに追加できるという追加要素がありまして、オクターブペダルを繋げればShimmer的サウンドだったり、或いはディレイを繋げればさらに音響効果が増しますし、あえてドライブペダルを繋げるのも面白い効果を生みます。

さらにその外部要素をどのタイミングで発生させるかをペダル内部にあるスイッチで設定可能、初期設定ではSHIFTモードの時に効果がONになるようになっていますが、設定を変えることでSHIFTモードではない通常時でも効果をONにすることも可能です。