NOTHING / Tired of Tomorrow CD

2016年のUSインディーのハイライトの1つ。彼らを知っていればまさにベストタイミグでのリリース、聴かずして傑作を予感できる稀な存在感を放つ、ネクストムーブメント化必至のポストハードコアからのオルタナ〜シューゲイズリヴァイバルへと派生させる確信犯=US/フィラデルフィアのNOTHINGの2NDはRELAPSEより。WHIRRとのスプリットで更に際立った90年代のオルタナとシュゲイザーを重ね合わす感覚、ハードコア出身者が演者というサウンドの振り幅の広さ、その要素に2010年以降の飽和したシーンから浄化された感覚の偶然性というかマッシュアップした、現在の界隈に置いてもはや必要不可欠となったWill Yipプロダクションも十分に後押ししたイノセントな内容に鳥肌が立ちます。ヘビネスも隠し味で持ち重ね浮遊させるギターサウンドのとにかく気持ち良く鳴らす手腕たるや、かつてのSWERVEDRIVERやHUM、FAILUREといった先代をトレースしながら現代に蘇らせた功績というか、先代を知らい若いリスナーにはこれが現代のスタンダードと言い切れるくらいにオリジナルな域にも向かっております。RELAPSEリリースで若干敬遠されるかもですが、現存のシューゲイズバンドとしてもトップクラスのサウンドですので、括り云々抜きでそういったバンド探している方にも一聴願いたいです。

 
  • Label:RELAPSE
  • Price:2,080
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