RODANやCODEINEから派生したポストロックやマスロックの祖とされるJUNE OF 44の1999年、4THにしてラスト作、ヴァイナルで再発from QUARTER STICK。最終章にしての最大の変化がここにあります。よりリズム重視の楽曲はDoug ScharinがHIMやMICE PARADEに発展させた真相がこの作品に隠されていたり、Jeff Muellerの唄心やギターのリフ、同じくギターのSean Meadowsの役割も大きなところ、、Fred Erskineのブラスやベースのセンスの良さ、ハードコア感とジャズ、ファンク、ダブの要素も入り混じったハードコア通過後でしか表現できないサウンドが見事具象されています。現存バンドでもなかなかこのようなタイプのバンドも居ないので貴重です。