レーベルのご厚意でレーベル直販でしか買えないZum Heimathafenによるシルクスクリーンジャケットの完全限定200枚のGREEN VINYLを入荷。 DCポストハードコア〜マスロッキンレジェンドex-KEROSENE 454のエリックがK-454解散後にやっていた幻の名バンド、既に解散していますが影響力は絶大の唯一残したアルバム(2002年作)の7曲とその前に残したEP(2000年作)の2曲の全9曲(EPには2曲被っています)にまさかの未発表曲6曲を足して、本作を手掛けたJ.Robbinsが新たに再ミックスをオリジナルテープから施して、曲順も新たに見直して1つの作品としてジャケットも完全オリジナルで愛でしか成立していない再発がドイツのARCTIC RODEOより。オリジナルもDISCHORDではなくスペインのBCOREだったりと本国では不遇な扱いをされていたのかどうかは不明ですが、完全にDISCHORDフリーク、JAWBOX以降の流れに沿ったポストハードコア大名盤です。ドラマーは同じくex-KEROSENE 454/CHANNELS/pre-OFFICE OF FUTURE PLANSのダレンです。K-454譲りのエリックのギターリフのセンスの良さ、強弱つけた唱法、更に間を活かした楽曲はセンスそのもの、不穏なDCポストコア真骨頂とでもいえる不協和音でトリッキーなリフの連続とやはりJ.Robbinsのプロダクションの後押しも効きまくって耳にいつまでも残ります。今回の目玉でもある完全未発曲の発掘、、、15年もお蔵入りにしてしまって犯罪レベルの珠玉のDCポストコアトラックが目白押しとなっていて今回の作品の流れに合わせて各曲各所にねじ込まれていますが、全くアルバムやEPと同じく空気感、当たり前でしょうがボツ曲とは到底言えないクオリティーで遊びで録ったであろうインプロのインストもこの作品の流れにしっかりと溶け込んでおります。バンド名をエンボスで埋め込んだジャケットも秀逸な装丁です。