なんと1988年に存在していたFUGAZIの正式リリース前のデモ音源が解禁。Ian MacKayeがMINOR THREATやEMBRACE等の活動を経ての彼の音楽活動の最も濃い部分というかハードコアパンクというカテゴライズの行き着いた形がFUGAZIといっても過言でもないですが、その最初のレコーディング作品、同年1988年リリースMargin Walkerの6曲以前に存在していた音源ということです。といってもほぼ同時期ですので2枚のEP、Margin Walkerと7Songs(カップリングCDは13Songs)のプリプロの様な立ち位置というのでしょうか?後の作品に収録される曲が大半を占め、その剥き出しのエグみや衝動が20年以上経った今聴いても充分に感じ取れるポストハードコアでしかない作品。ライブで演奏されていた実質未発曲も収録、デモという形で残っていたというのも驚き。FUGAZIの歴史が更に深まる重要作品、五感で感じ取れ!